2012年 07月 23日
阿鼻叫喚の富士山
『気温や気圧が大きく変化すると、体調を崩しやすいから気をつけて…』
と、先ほどラジオで言ってました。
今朝から猛烈に奥歯が痛んで辛いのだが、
これは、虫歯か?日頃の不摂生か?
連日の激務の疲れか??
まぁ、いいや。
とりあえず、昨日の富士山登山の疲れと、『気温と気圧の大きな変化』ということにしておこう。
でも、耐えられずに、今ロキソニン飲んだ。
さて、ひょんなことで、あれよあれよと一昨日の晩から、
チーム“おれんじはーべすと”の、おっさんメンバー二人を富士山登山に引率しました。
お二人とも、ウルトラマラソン(100キロ)の完走者という強者ですが、
登山は(ほぼ)初めてということで、道具を揃えるところから始まりました。(かなりな出費だったはず)
靴や雨具はともかく、お二人ともザックは手持ちの物で間に合わすつもりだったのに、急に下がった気温に恐れをなし、冬装備へと切り替えたため、お二人ともに急遽、
出発当日(前日)にザックを購入したとか、しないとか(^_^;)
念を入れて冬装備にしたのだから、
お二人とも『富士山をなめてる』ことはありません!
“いきなり富士山”の初登山でしたが、各自の都合とバスの関係で、新宿西口のバスターミナルを19時半に出発するという、夜行登山となってしまいました(^_^;)
初登山の上に初の高所、徹夜歩行という、三重苦ですが、そこはチーム“おれんじはーべすと”のエース達ですから、軽く乗り越えることでしょう。
土曜日ということもあり、富士山行きのバスは臨時便も全て満席。
駐車場も満車の状態で、
流石の富士山です。
バスの車内には、半袖姿で軽装な外国人や、モンベルやコロンビアといった登山用品メーカーの紙袋をぶら下げた若者たち。
スニーカーの靴ひもを結び直して気合いを入れている学生。
早くも、バスの車内で寒がっている女性など様々。
その客層は、芦安から広河原に向かうバスや、沢渡から上高地へ向かうバスの客層とは明らかに違っておりました。
で、我々はというと、、、
オイラはサンダル履き。(後で履きかえるつもりで)
S社長は、早くも身支度バッチリして仮眠し体力温存。
そして、F先生…
持参したビールでガソリン注入!(2本)(゚o゚;
山頂で、登頂記念に一杯だけ皆で飲むつもりだったのに…(^_^;)
果たして、この結果どうなることやら…
新宿から、ほんの2時間ちょい。
あっけなく富士山5合目に到着した、我々“おれんじはーべすと”隊。
高度順応を兼ねて身支度してマッタリ。
すると、S社長が金剛杖を買って、準備万端!
(なんでも、日の丸のついたやつは、200円高かったので鈴付き800円ので)
富士登山では杖は頼りになるので、購入を勧めました。
皆さんガソリン(酒)も買い込み、やる気(飲む気)満々で、放っておくと5合目広場で飲み会がおっ始まる勢いだったので、23時丁度に“おれんじはーべすと”隊出発!!
するといきなり、商売っ気…(^_^;)
『何かあったら、電話くださいね…』
と、言われましたが、、、
うちの先生や社長が、、、
『おいっ!馬を呼べ!馬を…!』
と、元馬丁のオイラに言いつけないか、オイラは密かに心配していたぞよ(^_^;)
下山の際に、出勤する馬たちを多く見かけましたが、かなりの頭数いるのね。
二人乗りもできるみたいだし、、、
馬に乗って、登山道で弱っている娘に、
『ヘイ!乗ってかない?』
などと、やったら、新手のナンパか、ノレノレ詐欺(後で料金請求)ってか?
初めて山を登る人は、誰でも大抵こうなるのですが、
最初からフルスロットルの“ツインター状態”…
しかも、体力のあるお二人で、しかもレーサー。
前に人がいると、本能的に追い抜きたくなるのか、
日本最高峰の山にもかかわらず、物凄い勢いで歩いていきます。
小休止することもなく、バリバリ登って、八合目。。。
夜行富士登山名物の大渋滞にはまり、お二人にイライラがつのります。
24時間営業で、客引きさえしている多くの山小屋。
夜中の山で、大声でツアー客に向かって叫ぶツアーガイド。
挙げ句の果てに、押し合いへし合いの登山道では、
『この先、二列になって…』
『早い人は右、遅い人は左へ…』
という、交通整理員まで現れ、
ここって、山だよね?
通勤ラッシュの朝の駅じゃないよな。
一方、道端には高山病でダウンした女の子や男の子が、寝ながらリバースしていたりしての、歌舞伎町状態(^_^;)
富士山は、山で都会を味わえます(^_^;)
で、我々“おれんじはーべすと”隊。
F先生とは、8合目過ぎの大渋滞によりはぐれてしまい、パーティー分散(汗)
なんとか携帯は繋がるものの、肝心なところで電波が途切れるという始末で、山頂で一時間ほど待った後、捜索打ち切り。
後は、馬で帰れ!(笑)
一方、S社長。。。
オイラと一緒に、無事に山頂に到着したものの、予想通りの高山病発病(^_^;)
オイラも初めて見る“リアルチアノーゼ”っぷりな顔色に驚き、速攻下山。
(太陽が出て明るくなったおかげで、顔色を見れたので分かりました)
で、チーム内でも『下り番長』と呼ばれるS社長だけに、下りも速いこと(^_^;)
登りはじめに購入した金剛杖を駆使して、高山病の苦しさから逃れる為、
『いつもより余計に走ってます…』
と、言わんばかりに駆け下っていきます。
その結果…
『F先生、捕捉』
とか(^_-)
おかげで、
富士山河口湖ルート
『サブ9(9時間以内走破)達成!』
おめでとーーー!(意味ねー)
超弾丸富士山登山。
朝一番の8時半発のバスに乗り、
河口湖駅へと下りましたが、
その車内、山頂で飲むはずだったビールで、朝っぱらからバスの車内で乾杯したのは、、、
『ワイルドだろ~(^_^;)』
しかし、高山病って奴は、
3700mから2300mまで下りただけで、こんなに劇的に良化するものなのか(゚o゚;
と、身を持って知ることができました。
お二人とも高山病を体感し、
『死を意識した!』
と、本気で語っておりましたが、
下山後には河口湖温泉でお風呂に入り、ほうとう食べて沢山呑んで、(中央道渋滞を避け)昼過ぎには無事に東京に帰りました。
皆、無事で良かった×2
ちなみに、お二人さんは“馬刺”食べてましたが、
なにか?(^_^;)
オイラ的な今回の富士山登山は、
絶望的な天気予報の中、
雨に当たらずに帰ってこれたのはラッキー!
少しの時間だけだが、晴れ渡って満点の星空が見られたのは良かった。
そして、偶然にも【なんちゃって御来光】を拝めたのは奇跡!
そして、ダブルレインボーの中のブロッケン現象に、旅前に拝んだ大日如来の姿を思った。。。
そしてそして、、、
下山途中、前を歩いていたオレンジぃなオジサンが、オイラと同じリストバンドをザックに付けていました。
『おっちゃん、同じじゃん!』
『で、何番よ?』
三田光…
ミラクル光ですね。
チャンチャン♪
と、先ほどラジオで言ってました。
今朝から猛烈に奥歯が痛んで辛いのだが、
これは、虫歯か?日頃の不摂生か?
連日の激務の疲れか??
まぁ、いいや。
とりあえず、昨日の富士山登山の疲れと、『気温と気圧の大きな変化』ということにしておこう。
でも、耐えられずに、今ロキソニン飲んだ。
さて、ひょんなことで、あれよあれよと一昨日の晩から、
チーム“おれんじはーべすと”の、おっさんメンバー二人を富士山登山に引率しました。
お二人とも、ウルトラマラソン(100キロ)の完走者という強者ですが、
登山は(ほぼ)初めてということで、道具を揃えるところから始まりました。(かなりな出費だったはず)
靴や雨具はともかく、お二人ともザックは手持ちの物で間に合わすつもりだったのに、急に下がった気温に恐れをなし、冬装備へと切り替えたため、お二人ともに急遽、
出発当日(前日)にザックを購入したとか、しないとか(^_^;)
念を入れて冬装備にしたのだから、
お二人とも『富士山をなめてる』ことはありません!
“いきなり富士山”の初登山でしたが、各自の都合とバスの関係で、新宿西口のバスターミナルを19時半に出発するという、夜行登山となってしまいました(^_^;)
初登山の上に初の高所、徹夜歩行という、三重苦ですが、そこはチーム“おれんじはーべすと”のエース達ですから、軽く乗り越えることでしょう。
土曜日ということもあり、富士山行きのバスは臨時便も全て満席。
駐車場も満車の状態で、
流石の富士山です。
バスの車内には、半袖姿で軽装な外国人や、モンベルやコロンビアといった登山用品メーカーの紙袋をぶら下げた若者たち。
スニーカーの靴ひもを結び直して気合いを入れている学生。
早くも、バスの車内で寒がっている女性など様々。
その客層は、芦安から広河原に向かうバスや、沢渡から上高地へ向かうバスの客層とは明らかに違っておりました。
で、我々はというと、、、
オイラはサンダル履き。(後で履きかえるつもりで)
S社長は、早くも身支度バッチリして仮眠し体力温存。
そして、F先生…
持参したビールでガソリン注入!(2本)(゚o゚;
山頂で、登頂記念に一杯だけ皆で飲むつもりだったのに…(^_^;)
果たして、この結果どうなることやら…
新宿から、ほんの2時間ちょい。
あっけなく富士山5合目に到着した、我々“おれんじはーべすと”隊。
高度順応を兼ねて身支度してマッタリ。
すると、S社長が金剛杖を買って、準備万端!
(なんでも、日の丸のついたやつは、200円高かったので鈴付き800円ので)
富士登山では杖は頼りになるので、購入を勧めました。
皆さんガソリン(酒)も買い込み、やる気(飲む気)満々で、放っておくと5合目広場で飲み会がおっ始まる勢いだったので、23時丁度に“おれんじはーべすと”隊出発!!
するといきなり、商売っ気…(^_^;)
『何かあったら、電話くださいね…』
と、言われましたが、、、
うちの先生や社長が、、、
『おいっ!馬を呼べ!馬を…!』
と、元馬丁のオイラに言いつけないか、オイラは密かに心配していたぞよ(^_^;)
下山の際に、出勤する馬たちを多く見かけましたが、かなりの頭数いるのね。
二人乗りもできるみたいだし、、、
馬に乗って、登山道で弱っている娘に、
『ヘイ!乗ってかない?』
などと、やったら、新手のナンパか、ノレノレ詐欺(後で料金請求)ってか?
初めて山を登る人は、誰でも大抵こうなるのですが、
最初からフルスロットルの“ツインター状態”…
しかも、体力のあるお二人で、しかもレーサー。
前に人がいると、本能的に追い抜きたくなるのか、
日本最高峰の山にもかかわらず、物凄い勢いで歩いていきます。
小休止することもなく、バリバリ登って、八合目。。。
夜行富士登山名物の大渋滞にはまり、お二人にイライラがつのります。
24時間営業で、客引きさえしている多くの山小屋。
夜中の山で、大声でツアー客に向かって叫ぶツアーガイド。
挙げ句の果てに、押し合いへし合いの登山道では、
『この先、二列になって…』
『早い人は右、遅い人は左へ…』
という、交通整理員まで現れ、
ここって、山だよね?
通勤ラッシュの朝の駅じゃないよな。
一方、道端には高山病でダウンした女の子や男の子が、寝ながらリバースしていたりしての、歌舞伎町状態(^_^;)
富士山は、山で都会を味わえます(^_^;)
で、我々“おれんじはーべすと”隊。
F先生とは、8合目過ぎの大渋滞によりはぐれてしまい、パーティー分散(汗)
なんとか携帯は繋がるものの、肝心なところで電波が途切れるという始末で、山頂で一時間ほど待った後、捜索打ち切り。
後は、馬で帰れ!(笑)
一方、S社長。。。
オイラと一緒に、無事に山頂に到着したものの、予想通りの高山病発病(^_^;)
オイラも初めて見る“リアルチアノーゼ”っぷりな顔色に驚き、速攻下山。
(太陽が出て明るくなったおかげで、顔色を見れたので分かりました)
で、チーム内でも『下り番長』と呼ばれるS社長だけに、下りも速いこと(^_^;)
登りはじめに購入した金剛杖を駆使して、高山病の苦しさから逃れる為、
『いつもより余計に走ってます…』
と、言わんばかりに駆け下っていきます。
その結果…
『F先生、捕捉』
とか(^_-)
おかげで、
富士山河口湖ルート
『サブ9(9時間以内走破)達成!』
おめでとーーー!(意味ねー)
超弾丸富士山登山。
朝一番の8時半発のバスに乗り、
河口湖駅へと下りましたが、
その車内、山頂で飲むはずだったビールで、朝っぱらからバスの車内で乾杯したのは、、、
『ワイルドだろ~(^_^;)』
しかし、高山病って奴は、
3700mから2300mまで下りただけで、こんなに劇的に良化するものなのか(゚o゚;
と、身を持って知ることができました。
お二人とも高山病を体感し、
『死を意識した!』
と、本気で語っておりましたが、
下山後には河口湖温泉でお風呂に入り、ほうとう食べて沢山呑んで、(中央道渋滞を避け)昼過ぎには無事に東京に帰りました。
皆、無事で良かった×2
ちなみに、お二人さんは“馬刺”食べてましたが、
なにか?(^_^;)
オイラ的な今回の富士山登山は、
絶望的な天気予報の中、
雨に当たらずに帰ってこれたのはラッキー!
少しの時間だけだが、晴れ渡って満点の星空が見られたのは良かった。
そして、偶然にも【なんちゃって御来光】を拝めたのは奇跡!
そして、ダブルレインボーの中のブロッケン現象に、旅前に拝んだ大日如来の姿を思った。。。
そしてそして、、、
下山途中、前を歩いていたオレンジぃなオジサンが、オイラと同じリストバンドをザックに付けていました。
『おっちゃん、同じじゃん!』
『で、何番よ?』
三田光…
ミラクル光ですね。
チャンチャン♪
by enaotty-0625
| 2012-07-23 18:05